【猫背の人は鬱(うつ)になりやすい?】姿勢とメンタルの関係について pilates studio nの代表が解説
こんにちは。ピラティススタジオnの西口幹大です。
私は、過去に理学療法士として10年間医療機関に勤め、現在は整体師として仕事をしていますが、、、
姿勢とメンタル(心)は多いに関係していると感じます。
例えば、、、
- 猫背:鬱っぽい、ネガティブ思考、心配性、不安症、細かいことを気にする、自信がない
- 姿勢が良い人:ポジティブ思考、自信がある、意志がはっきりしている
- 前のめりの姿勢:良く話す、集中力が高すぎる、未来思考
このような印象があります。皆さんもこのような印象を持つ人は多いのではないでしょうか?
今回は、科学的なデータを下に姿勢とメンタルの関係性、特に「猫背」について解説をしていきます。
この記事はこんな人にオススメ!
- 猫背で悩んでいる方
- 鬱っぽいと感じている方
- 自律神経失調症と診断を受けたことのある方
- 抗うつ薬や抗不安薬を服用している方
- 猫背を改善したい方
是非参考にしてみてください。
現代人に多い猫背
現代人は、スマートフォンやPCなどは日常生活に欠かせないものになりました。
これらを使う時の姿勢は、頭が前に突き出しアゴが上がった状態、背中が丸くなった状態を言います。
いわゆる「猫背」姿勢です。
現代人に多ことから「現代姿勢」と言ってもいいかもしれません。
猫背の人が鬱になりやすい?
猫背や姿勢の悪さとうつ病との関連については、科学的な研究がされておりいくつかの研究がその関係性を示唆しています。
※小難しいと感じる方は、ここの内容をスキップして下さい!
この研究では、うつ病の軽度から中等度の症状を持つ人々の姿勢と心理的な状態との関連性を調査しました。研究結果は、より直立した姿勢を保つことが、ポジティブな感情(ポジティブ・アフェクト)と関連していることを言っています。
この研究では、被験者の姿勢が記憶の呼び起こしと気分に与える影響を調査しました。結果は、より直立した姿勢をとることが、記憶の呼び起こしと気分の改善に関連していることを示唆しています
この研究では、姿勢がストレス反応に及ぼす影響をランダム化比較試験によって調査しました。
結果は、より直立した姿勢を保つことが、ストレス反応の軽減に関連している可能性があることを示唆しています。
以上をまとめてみると、、、
- うつ病の人は、直立姿勢を保つことでポジティブな感情が生まれる。逆に猫背の姿勢では生まれにくい。
- 直立姿勢は、記憶の呼び起こしと気分の改善に繋がりやすい
- 直立姿勢は、ストレスの反応が減りやすい
このように、直立姿勢は、感情、記憶、気分、ストレスに良い影響があることがわかります。
猫背の場合は逆で、感情がネガティブ、記憶を呼び起こしにくい、気分が落ち込みやすい、ストレスを受けやすいということが言えると思います。
猫背を改善するのが第一歩
これまでお伝えしたように姿勢はメンタルに、メンタルは姿勢に影響を与えることが分かりました。
もし、うつ病などの治療をされている方は、病院で薬の処方や生活指導、カウンセリングがほとんどだと思います。
今回の記事でお伝えしたように、姿勢を改善していくことは、うつの症状軽減に繋がる可能性があります。
薬だけに頼らず姿勢を正していくことも一つの方法
鬱に限らず、メンタルをポジティブにしたい方は姿勢改善をすることをオススメします。
まとめ
- 現代人は猫背が多い
- 猫背の人は、感情がネガティブ、記憶を呼び起こしにくい、気分が落ち込みやすい、ストレスを受けやすい
- 直立姿勢をとることでメンタルがポジティブになる
- 鬱っぽいと感じている人は薬だけに頼らない。
- 鬱に限らずメンタルをポジティブにしたい人には姿勢改善がオススメ!
当店では猫背改善のためのピラティスを提供しております。体験コースをご用意していますので、ご興味のある方は一度お問い合わせ下さい。
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