【ピラティスとヨガの違いとは?】ピラティスインストラクターと理学療法士の資格をもつ代表が解説 〜Pilates Studio n〜

こんにちは。ピラティススタジオnです。

今回はピラティスとヨガの違いを解説していきます。

現在、日本ではヨガやピラティスというボディワークが広がっています。

その中で、「ヨガとピラティスの違いが分からない」「自分に合っている運動はどっち?」

といった疑問を抱く人も少なくありません。当店でもお客様から質問を受けることが多くあります。

現在当院ではピラティスを取り入れていますが、過去ヨガのレッスンを受けた経験があります。

そういった経験も踏まえて、両者の違いについて解説をしていきます。

こんな方にオススメの記事です

  • ピラティスに興味のある方
  • ピラティスとヨガどちらにしようか迷っている方
  • 猫背やO脚などの姿勢のゆがみでお悩みの方
  • 肩こり、腰痛などの不調でお悩みの方
  • 引き締まった体を手に入れたい方
  • インナーマッスルを鍛えたい方
  • 整体で楽になっても症状がすぐに戻ってしまう方
  • など

ピラテティスとは何か知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

https://nishi-yobo-seitai.com/2023/04/06/post-3616/

起源と哲学の違い

■ピラティス

・ドイツのジョセフ・ピラティスによって開発されたトレーニング方法

・身体の強化とバランスを重視

・身体の中心「コア」を強化し、理想的な姿勢や動きを追求する

■ヨガ

・古代インドの伝統的な実践

・身体と心、そして霊的な成長を追求する総合的なシステム

・アーサナ(ポーズ)、プラナヤマ(呼吸制御)、瞑想などを通して身体と心の統合を目指す。

まとめると、、、

  • ピラティス:西洋発祥、理想的な姿勢や動きを追求する、体幹を安定させながら四肢をコントロール
  • ヨガ:東洋発祥、心と体の統合を目指す、アーサ・呼吸・瞑想を行う

動きとアプローチの違い

■ピラティス

・体の動きや呼吸を正しくコントロールすることを重視する

・正確なフォームと流れるような動きを実践

・インナーマッスルの強化を行い身体のバランス機能を高める

・ピラティスマシン(リフォーマー、キャデラック、チェアなど)を使用する

・ピラティスの基本は、マットとプロップス(小道具)

■ヨガ

・アーサナ(ポーズ)を中心にした体の柔軟性とバランス機能の向上を追求

・呼吸法や瞑想などの要素を加えることで、身体と心の調和を目指す

・ヨガには様々な流派がある(ハタヨガ、アシュタンガヨガ、ヴィンヤサヨガなど)

・基本機械や道具は使用しない

ヨガとピラティスの明らかな違いは「マシーン」です。ピラティスは専用のマシーンを使うのに対し、ヨガはマットを使用します。(ピラティスでもマットは使用します)

目的の違い

■ピラティス

  • 身体の中心部(コア)の強化
  • 姿勢改善
  • バランスの向上
  • 筋力増強
  • 柔軟性の向上
  • 怪我の予防
  • 動作フォームとパフォーマンス向上

■ヨガ

  • 身体の柔軟性と強化
  • 体力向上
  • ストレス解消
  • 心の安定
  • 体の緊張を和らげる
  • 内的平和

個人的に、ピラティスは目的や目標が明確なことが多いように思います。

例えば、「猫背やO脚などの姿勢のゆがみを治したい」「腰痛のない体づくりをしたい」「メリハリのある引き締まった力を手に入れたい」

といったように目的や目標達成のために行う人が多い印象です。

ヨガは、日々を健やかに送るために行うイメージ

「運動してすっきりしたい」「ストレスを解消したい」「リラックスして運動したい」「全身を伸ばしたい」みたいな方が多い印象です。

明確な姿勢改善や痛み・不調改善などの目的思考でヨガをされている方はほとんどいないのではないでしょうか?

今回ピラティスやヨガの違いについてお伝えしました。

どちらとも長い歴史があり、普遍的なボディワークであることは間違いありません。

ヨガにはヨガの良さが、ピラティスにはピラティスの良さがあります。

個人的には、目的や目標に合わせて選んだり、実際に体験をしてみて自分に合う方を選ぶのがオススメです。

当店では、マンツーマンのピラティスレッスンを基本としています。体験コースをご用意していますので、ご興味のある方はご気軽にご相談ください。


まとめ

  • ピラティスは理想的な姿勢、動き、美を追求するエクササイズ
  • ピラティスは、マット以外にマシーンを使ったエクササイズが豊富
  • ヨガは、精神面への働きかけをを重視する
  • ヨガは、アーサナ(ポーズ)を中心とした運動方法で多くの流派がある

今後もピラティスについて発信していきますので良ければ参考にしてみてください。